日々のこと

左官の壁

多摩川の現場に行ってきました。
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現在外部の仕上げ工事中です。
外壁はコスト面を考慮して、工務店の得意としている富士川建材工業のレーヴLM
という仕上げ材を採用しています。
今回は、通常含まれている骨材よりも大きな骨材を特別に調合して
もらいましたので(ありがとうございます!)、職人の手仕事がより強く感じられる、
表情豊かな外壁面になりそうです。
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外に対して閉じた計画なので基本的には壁、壁、壁、、、
白い箱が佇む様子はまるでお豆腐のようです(笑)
完成したらこの白い壁でプロジェクターを使って上映会もできますねと
クライアントと話していて、電気屋さんには外部にもTV端子を仕込んでもらいました。
2014年W杯が楽しみです(笑)
外壁の仕上げ工事が終われば現場も終盤戦。
これからもきを引き締めていきたいと思います。
(A)


ノンブル-nombre-さん

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私が以前お世話になっていた、アパートメントさんが、西荻窪に移転して、
オフィス・アトリエ・ショールーム、をオープンされました。
そのショールームが、「ノンブル-nombre-」です。
「水縞」
「プルンニー」
という文房具、布もの、のブランドを扱っています。
最近は、いろんなお店で商品を見かけるほど、有名なんですよ!
しっかりとしたものづくりの視点から、いろいろなものを扱っています。
ご興味のある方は、webサイトでご覧下さいませ。
それで、この日は、そのお披露目にお邪魔してきました。
とにかく、沢山の人!さすがです。
活躍されているのを感じて、刺激にもなったし、
お久しぶりの人にも合うことが出来て、楽しかったです。
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ちなみに、ケータリングは
「Goma」さん。
素敵なパーティーでした。
(S)


周辺環境を捉えること

ご無沙汰しております。
今回は現在担当しております、多摩川の家をご紹介いたします。
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周辺環境は、北側道路を挟んで8階建てのマンション、西側は3階建ての社宅、
南側も3階建ての集合住宅、東側は駐車場を挟んで大通り、というような敷地です。
クライアントからは、「基本的には外からは閉じたい」とのことでした。現地調査
に行った際にはこのような周辺環境を見て納得。たしかに閉じたいと。
しかし、別のご要望には「テラスに出てバーベキュー」といった「外」を感じるような
活動もイメージされていました。
このような環境において、外に対して閉じながらも、いかに開放的な空間をつくれるか
ということを考えながら設計を進めました。
上の写真は先月末の時点、下の写真は先日の現場での写真です。
大きな梁によって柱の無い、開放的な大空間を実現しました。
これからも現場が進む中で見えてきたことを随時お伝えしていきます!
(A)


現場 自由が丘の家

梅雨の晴れ間を縫って自由が丘の現場に行ってきました。
混構造部分のRC壁配筋が終わったところです。
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立ち上がっている壁と大きな開口はアプローチ兼中庭に面しています。
ここには店舗のような大きなサッシが取り付く予定です。
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大きな開口は,外構の高い塀に囲まれた中庭と連続していて
時には前面道路にまで広がるような
大きなパーティーを行える柔軟なしつらえになっています。
ソヨゴの樹の下、優雅なそれを思い浮かべてしまいます。
お施主さんにどう使ってもらえるかなど想像しながら現場を進めています。
(K)


井の頭公園 西

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梅雨に入って、ここのところ雨がちだったのが、
久々に晴れましたね!
気持ちがよいので、ちょっと遠回りをして井の頭公園によってきました。
駅の方からいくと、いせや、桜、池、といった井の頭公園らしい、風景が続きますが、
西の方には木々がうっそうとした林があります。
改めてカメラなど構えてみると、結構大きい!
力を抜いてみると、発見があるものです。
人の少ない朝はもちろん、夜の散歩もなかなかですよ。
(S)


事務所へ道のり

「中道通り」を三鷹のほうへ進んでいただいて、
郵便局を過ぎたら、左手に「高知屋」さんがあるところで右折です。
と、いつも事務所の場所の説明をするのですが、
ちょっとご紹介。
中道通り(朝の写真です)
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日中は沢山の人で賑わっています。
土日ともなればちょっとごった返すくらいですが、
朝はすっきりしています。
写真左手に高知屋さんの木の看板。
で、高知屋さん(http://www.fusing.jp/antennashop/)
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高知県の特産品をあつかっているアンテナショップです。
写真は「ごっくん馬路村」。
ゆずとはちみつの飲み物で、美味しい(もちろん)のと、
ネーミングもなんだか好きでしばしば買っています。
今朝は開店前でしたが、大目に見ていただいて、みんなの分を購入。
(冷蔵庫には冷えた商品もありますよ)
天気がよいので爽やかに一日のスタートです。
(S)


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建築工事の現場では、いろいろな音が出ます。
基本的には、いままで音がしなかったところから出るものなので、
ご近所にとっては迷惑なものですね。
極力、配慮したいことです(本当にご迷惑をおかけします)。
もちろん、既に住んでいる方々も、自分の建物が建つときは同じことだった訳で、
お互いの気遣いが、まずは大事かとも思います。
ただ、心地良い音もありました。
この日は多摩川の家の上棟。
木の柱と梁を組み上げていくのですが、
その際に部材をはめ込むために、木槌で「コン」「コン」とやります。
ゆったりと聞いてると、なんとも心地よい。
「コン」「コン」。
なんでしょう、同じ木同士、だから?
他の工事箇所も、工夫してもっと心地よい音にできないかなぁ、
など思ってみました。
プロジェクトについては、
事務所担当の(A)よりご報告させていただきます。
(S)


四つのいのち

映画の話です。
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ゴールデンウィークの休みを利用して観てきました。
今回観たのは「四つのいのち」という映画。
かわいくも不思議なデザインの告知ポスターに、「どんな内容の映画なのだろう」
と胸を踊らせ、いざ館内へ。
始まってから数分で、まさかとは思ったのですが、
一切セリフの無い映画だったのです。
映画の舞台は南イタリアのとある小さな村。
登場するのは牧夫と山羊とモミの木と木炭。
淡々と日常生活の風景が映し出されていくだけなのですが、
そこには小さなストーリーがあり、これがまた不思議と
スクリーンにのめり込んでしまいました。
セリフがないため、木々のそよぐ音や放牧された山羊の鈴の音など、
そこで行われている生活の音がダイレクトにきこえてくるのは、
何とも言えない、やさしい気持ちにさせてくれるものでした。
中でも個人的に見ものだったのが、山羊たち間の取り方がすばらしく絶妙だったこと!
どうやってそこまで訓練したのか、はたまた山羊たちの天性のものなのか
はわかりませんが、思わずクスっと笑ってしまいました。
ストーリーの内容については書きませんが(是非映画館で!)、
やっぱり自然と人間とは切り離せない関係なのだということを
改めて考えさせてくれる映画でした。
まだ公開中かと思いますので、お時間がある方は是非!
(A)


竣工 赤坂の事務所ビル

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4月に竣工した、赤坂の事務所ビルの写真ができました。
企画-設計-工事、と時間をかけて進めてきたプロジェクトです。
資料をみてみると、2008年には検討を初めていたのですね。
まずは、
多くの関係者による協力のもと、
無事に完成を迎えることができたことに感謝いたします。
そして、建物としてはこれからですので、
末永く愛してもらえるようにと、思っております。
六本木通りと外堀通りの交差点に建っています。
正式名称は「祥文堂ビル」。
お近くをお通りの際には、気にかけていただけると幸いです。
webの方にもう少し写真をアップしていますので、
そちらも是非ご覧ください。
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-本写真 2点とも-
Masaya Yoshimura
(S)


自転車通勤

冬の寒さと春の花粉もようやく落ち着いてきました。
運動がてら自転車通勤を再開しようと試みています。
ということで、今日はひばりが丘の引渡の案件まで自宅から自転車を走らせてみました。
天気にも恵まれ一時間のサイクリングです。
(FuJI Trackのストラトスに乗っています。)
http://www.fujibikes.jp/2011/products/casual/stratos/index.html
通勤によく使う鶴川通り、武蔵境通り読売ランド方面から武蔵境駅を結ぶ南北に走る幹線道路です。
4車道である上に非常に整備されていて自転車通勤にはとても快適なルートです。
快晴の日はすがすがしいの一言。
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自転車を運転していて気付くのは、歩道の段差です。
中距離をスピードを出して走っているとちょっとした段差がすごく気になるのです。
自転車専用の道が歩道と同じ並列になり、歩道と同じように段差が非常に多いのです。
自転車は車よりの乗り物とされていますが、道路の計画を見ると配慮に欠ける部分も目につきます。
段差にしかり、景観を良くするための植栽が元気よく伸びていたり。
もう少し、自転車を走らせやすい道が増えればなと思っております。
そうすれば、デートや友人との移動も自転車で。なんてことも。
自転車に対しての認識が変われば、道路の作り方もかわるのでしょうか。
自転車の用途が短距離の移動手段から、中距離の移動手段に変わっていけば良いなと思うところです。
震災後、少なからずも自然エネルギーにシフトへする流れがあるなか、
どうエネルギーを使わないかを考える良い機会になるのではないでしょうか。
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夜の運転も自動車が少なく、大好きな時間です。
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(K)


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