日々のこと

ようやく

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ようやく片付いてきました、新しい事務所です。
(カメラのうしろはまだです。。。)
黒っぽい家具は、前から使っていたもので、一部はリメイク。
塗装してない家具は、今回つくったもの。
明るいのがいいですね、朝が気持ちよい。
4面に窓があるのです。
いよいよ寒くなってきましたが、
明るい気持ちで頑張っていきたいと思います。
(S)


事務所移転(予告)

ブログでは、進めている作業風景をご紹介してきましたが、
改めて正式に発表させていただきます。
<事務所移転のお知らせ>
2011年11月9日より、新事務所に移転することになりました。
現在の事務所から、徒歩で1分程度、
南側を井の頭通りに面した、小さなビルの2階です。
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180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-34-15 日加ビル2F
電話・FAX番号、メールアドレスに変更はありません。
引越前後で、連絡のつきにくい時間帯も出てしまうと思いますが、
ご理解のほどお願い致します。
また、引越の様子など、
紹介させていただきます。
(S)


家具工事

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今週は、家具工事です。
というのも、事務所の引っ越し先のもの。
仕事の合間を縫って、
先週は塗装工事、今週は家具工事。
いつもは、図面を描いて、プロがつくる、のですが、
今回は、図面を描いて、自分たちでつくる。。。
結構大変なのですよね、笑。
あらためて、職人さん達のすごさを認識してしまうのです。
体中を筋肉痛にしながら、
来週はいよいよ移動予定です。
(S)


DIY

ご無沙汰しております。
最近事務所ブログから遠ざかっておりました。。
簡単につぶやけたりするとそれで満足してしまいまして、、笑
どうも長文を打込むことから距離をおいていたようです。ダメですね。
最近はワンクリック的になんでも簡単に事が済んでしまうので
便利なようですが、気持ちがこもっていないようで違和感もあります。
つぶやきで満足している私が言うのもなんですが笑
気持ちのこもったつぶやきを心掛けますので、
事務所公式アカウントをお願いします!ボス!
さて、最近の佐久間事務所ですが、、
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なんだか気持ちのよい光が入り、心地よい風が抜けていきそうですねー。
これ、「新」佐久間事務所(仮)なのです!!
現在引っ越しに向けてバタバタと動いているのですが、昨日今日と朝から
事務所メンバーで塗装作業をしていました。
引っ越しに関してのご報告は、後日佐久間のほうからあると思いますが、
あまりにも心地よい風が抜けていったので、たまらず先行報告というかたちに
なってしまいましたー。
引っ越し先は同じ吉祥寺内ですので、皆様今後ともよろしくお願いします!
新事務所の床は既存の長尺シートを剥がしてコンクリートのままにし、壁はすべて
塗装しなおし、棚や収納、デスクを製作するといった感じです。
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こちらは入口の既存扉を塗装している様子です。
真っ白な空間になるので光が反射して、とても明るい事務所になりそうで
楽しみです。
一日の大半を過ごす事務所ですので、、気持ちのこもった塗装を心掛けましたー。
(A)


自由が丘の家

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週末に、自由が丘の家にお邪魔してきました。
先月末に、お引越されて、
外構の工事は残っていましたが、そろそろメドがつきそうです。
まだバタバタとしている状態ですが、
落ち着いたらご報告したいと思います。
(S)


オーストラリア・ハウス

オーストラリア・ハウスの解説です。
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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
「オーストラリア・ハウス」設計提案公募
審査員長 安藤忠雄
審査員  トム・へネガン
審査員  北川フラム
詳細は下記サイト
http://www.echigo-tsumari.jp/2012kobo/c/
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新潟県十日町市に、滞在型の住居、アトリエ、地域拠点、展示施設、をコンパクトな建物に統合することが求められました。
私たちは「人と自然」をテーマとして、
自然と寄り添う「雪室」のある建築、を提案しています。
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大きな画像はこちらから。
http://www.sakumastudio.com/works/w_ast/sakumastudio.pdf
周囲の自然に開きながら、
冬の雪を、暑い夏の涼をとるために蓄える「雪室」をもつ建築です。
克服すべき自然を、快適に暮らすための大切なものとして捉えるように考えました。
佳作ということで、残念ながら、
このまま実現することはなくなってしまいましたが、
また、今後の活動につなげていきたいと思います。


オーストラリア・ハウス 入選

オーストラリア・ハウス設計提案公募
審査委員長:安藤忠雄氏(建築家)
にて、当事務所の案が入選いたしました。
http://www.echigo-tsumari.jp/2011/09/-2012.html
内容については、またご報告したいと思います。


「離れ」その2

「離れ」の話のつづきです。
旅館では「離れ」、リゾートホテルだと「ヴィラ」。
ふと、思い出しました。
うかい鳥山
鳥山以外にも、うかい竹亭、とうふ屋うかい、いくつか系列店がありますね。
何カ所か行ったことがありますが、それぞれよい。
なかでもやっぱり「うかい鳥山」が好きです。
川の流れる山の麓に、
移築した合掌造りの建物を始め、大小の木造の「離れ」が展開していきます。
古いよいものを、現代に再現したような場所です。
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*写真 うかい鳥山 webページより
しばらく前ですが、
藤森照信さん(建築家・建築史家)が、
「建築家が選んだ名建築ガイド」(日経BP社刊)の中で、
うかい鳥山を東京の名建築のイチオシに挙げられていました。
「日本的と言われるイメージをこれほど高い純度で実現したところはない」
とのこと。
その以前からとても気に入っていたのですが、
再現している、という部分が、建築的な評価を難しくしていると思っていました。
ディズニーランドをよい建築と思いますか、という話に近いかもしれません。
ただ、
藤森さんのコメントを見て、
あーそうですよね。
と思ったのでした。
気持ちいいんですから。
古いものをただ大切に保存するのではなく、
その空間を生のまま体験できるのが、気持ちよいのですね。
もちろん、食事の質や行き届いたサービスが、
その体験を支えていることは言うまでもありません。
サービスする側からすると、料理を運ぶにも、何にするにも手間がかかります。
庭の手入れや、建物のメンテナンスも、手間がかかっていると思います。
だからこそ、
もてなされる側とすると、何とも贅沢な体験なのですね。
ここは、ある種非日常の世界ではあります。
ただ、日常で使う建築にもその感覚が持ち込まれたら、
暮らしも豊かになるだろうな、と思うのです。
ということで、旅館は「あたみ石亭」、
になるでしょう(笑)。
(S)


「離れ」その1

唐突ですが、
11月ころに、ちょっと休暇を頂いて、温泉旅館にいってこようと思っています。
息子も少し落ち着いてきたので、誕生のお祝いと育児の骨休めに。
ということで、どんなとこ?
まずは、
遠方じゃなくて、
子供も大丈夫で、できれば部屋食。
お湯はよくなきゃ、
やっぱ、食事だよね、
予算もそこそこに、
などと考え始める訳ですね。
webであたってみたり、パンフレットを見たり。
知人からおすすめを又聞きしたり。
なんとなく、よさそうな候補があがるのですが、
ここからですね、問題は。
ピンとこないっ!
今回は「名建築」である必要はないと思っていたですが、
どうも職業柄、どうせ行くなら、最高の空間・最高のもてなしをと。。。
やっぱり、欲があるんですかね。
で、突然遭遇!!
あたみ石亭
熱海エリアでは最高峰との呼び声は聞いていたのですが、
逆に最高峰ということで、ノーマークでした。
なにがって、
数寄屋造りの客室が「離れ」石や庭木の中にが群生するのですね。
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*画像 あたみ石亭 webページより
この「離れ」に弱いんです。
むしろ「離れ」よりも、自然にとけ込んだ状態が好きなのでしょうか。
と、話題が長くなりそうなので、今日はここまで。
つづく。
(S)


山口へ

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写真は敷地から正面をみたもの。
この土曜日曜と、山口県へ視察に行ってきました。
山口って「長州」です(幕末の話などでは馴染み深いので)。
目的地は山口宇部空港から車で一時間半ほど、内陸にある豊田町。
敷地には、明治?江戸?頃からの家が建っていました。
正確な資料があるわけではないのですが、
かなり昔の部分、
それなりに昔の部分、
昭和の頃の部分、
と、段階をおって改修・増築され、大切に住まわれてきた建物です。
昭和前半の写真では、立派な茅葺きでした。
今回は、その「昔の部分」を活かしながら、
全面的にリニューアルしよう、という計画の視察です。
印象的だったのが、地域の建物の統一感。
例えば、屋根の瓦が同じ産地のものであったり、
明らかに「元茅葺き」の屋根が多かったりしたこと。
(この辺りはまたあらためて、紹介させてください)
そして、そういった風土を大切に人が暮らしているんだろうな、ということ。
いつも意識していることではありますが、
特に、その土地の歴史風土を考えて、計画をしていきたいと感じています。
近くの温泉のこと、食べ物のこと、いろいろな話題もありますが、
この辺りはまた改めて。
最後に、
帰りの空港で「長州侍」という焼酎をいただきました。
(S)


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