日々のこと

山口へ

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写真は敷地から正面をみたもの。
この土曜日曜と、山口県へ視察に行ってきました。
山口って「長州」です(幕末の話などでは馴染み深いので)。
目的地は山口宇部空港から車で一時間半ほど、内陸にある豊田町。
敷地には、明治?江戸?頃からの家が建っていました。
正確な資料があるわけではないのですが、
かなり昔の部分、
それなりに昔の部分、
昭和の頃の部分、
と、段階をおって改修・増築され、大切に住まわれてきた建物です。
昭和前半の写真では、立派な茅葺きでした。
今回は、その「昔の部分」を活かしながら、
全面的にリニューアルしよう、という計画の視察です。
印象的だったのが、地域の建物の統一感。
例えば、屋根の瓦が同じ産地のものであったり、
明らかに「元茅葺き」の屋根が多かったりしたこと。
(この辺りはまたあらためて、紹介させてください)
そして、そういった風土を大切に人が暮らしているんだろうな、ということ。
いつも意識していることではありますが、
特に、その土地の歴史風土を考えて、計画をしていきたいと感じています。
近くの温泉のこと、食べ物のこと、いろいろな話題もありますが、
この辺りはまた改めて。
最後に、
帰りの空港で「長州侍」という焼酎をいただきました。
(S)


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