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日々のこと
秋晴れ
先月末に完成した板橋の集合住宅の撮影を行いました。
週間天気予報で天気を気にしていましたが、予想以上の晴天!
写真を撮るには、晴れ過ぎたのかもしれませんが、
気持ちのよい日になりました。
写真ができたらwebにアップする予定です。
賃貸住戸その2
板橋の集合住宅も仕上工事が大詰めを向かえてきました。
写真は賃貸住戸の一室です。
斜線の規制によって、屋根の一番低くなった部分の部屋で、
一室の中に天井の高い部分から低い部分が共存しています。
他の住戸にくらべ若干使いづらいかな、とも言われていましたが、
逆に空間としては面白くなりました。
かならずしも誰もが気にいるとは思いませんが、
何人かに一人にとっては、とても気に入ってくれると嬉しい住戸です。
賃貸住戸の内観
板橋の集合住宅では、
外装、内装の木工事(大工さんの仕事)が進んでいます。
写真は賃貸住戸となる最上階の部屋の内観です。
この部屋は天井が高く天窓やロフトのある立体的な空間になります。
それぞれは大きくない住戸ですが、
建物の全体の構成の特徴を活かして、少しずつ違った部屋になるよう意図しています。
賃貸住戸でも、それぞれが自分だけの特別な居場所になるといいな、と考えています。
プレカット
板橋の集合住宅が、上棟しました。
今、ほとんどの木造の建物がプレカットといわれる工法で組まれています。
工場で木材を刻み、現場では極力簡単に組み上げようという、発想ですね。
なにぶん工場で加工するため、精度がよく、スピードが速い。
また、事前にしっかりと図面にて確認しておけば間違いもありません。
ただ、一方で現場の大工さんの腕が落ちてしまっている、とも言われています。
今回の工事でも、多くの部材はプレカットで刻んできています。
ですが、斜めの壁と斜めの屋根がぶつかる、などややこしい部分があって、
完全には工場では対応できませんでした。
こうなると、現場加工といわれる手仕事が発生するのです。
現場で角度を合わせながら部材を合わせていくことになりました。
おかげさまで、施工会社さんにも腕のよい大工を揃えていただけました。
「普通じゃないことをやるときに腕のよい職人が必要になる」
ということは、建築業界だけでなくどこでも同じことでしょうか。
職人全体が技術を失っていき、職人全体が技術を失っていき、またその技術の格差もでてしまっていくことには、寂しさも感じてしまいます。
「だから難しいことに挑戦していくのだ!」と気持ちを大きくして、難しいことをお願いしていたりするのです。(いつもありがとうございます)
おまけ、地下の外部の写真。
この日は天気が良かったせいか、南国の木陰ようでした。
コンクリート
コンクリートが打ち上がりました。
手前が、隣地との境界側の土留めを兼ねる塀で、
奥に見えるのが、地下一階部分です。
型枠の中に流し込むものですので、ふたを開けてみるまで仕上がりが分からない。
そんな緊張感と楽しみがコンクリートの表情にはあると思います。
気をつかった施工によって、奇麗に仕上がりました。
また、晴れた日に撮影したものなどご紹介したいと思います。
ここから、上階の木造部分の工事に移っていきます。
地下の壁
現在進行中の「板橋の集合住宅」の工事現場の様子です。
地下1階を鉄筋コンクリート造とし、地上2階を木造とする混構造の計画ですが、敷地が傾斜地のため地下1階の半分くらいが地上に現れてきます。
この地上に現れる地階がコンクリートの打放しとなるのですが、写真はその地下部分の壁の鉄筋を組んでいるところです。断熱にも配慮をしながら、美しいコンクリートが打てるように関係者一同気合いが入っています。
この日は構造設計の先生と配筋状態の検査を行いました。入念にチェックをしましたが、まったく問題なし。丈夫な壁になってくれるでしょう。
このあと型枠を組み、コンクリートを流し込む作業に入っていきます。