日々のこと

焼杉の型枠

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ビルっぽい建物の話3つめです。

神保町のビル、工事は3階の床にかかろうとしています。

写真は、焼杉をつかった型枠。

ご存知のとおり、

鉄筋コンクリートは、型枠にコンクリートを流し込んで作るわけで、

その型の精度や模様が、コンクリート表面の仕上がりとして表現されます。

ということは、木の板で型枠をつくれば、

コンクリートの表面にその木の表情が映るわけで、

例えば、杉板の型枠によるコンクリート打放しという表現があるわけです。

今回はその表情を強調すべく、焼杉を型枠に採用しています。

焼いてあるおかげで、木目がボコボコと強調されているため、

コンクリートの表情も強調されるであろうと期待して。

さらに、拡大写真。

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9センチごとに板が並んでいくのですが、その継目を斜めにカット!

型枠を外した時に、コンクリートの出目地が9センチごとにできる、、、はず。

この「はず」っていうのが、コンクリートの楽しみですね!

(いやいや、本当は不安なのですけど、笑)

 

最後に、まだ3階なのに恐る恐る覗き込む設計者。。。

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(S)

 


杭打ち

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杭の話が、世間をお騒がせしておりますが、

我々の設計している神保町のビルも、杭打ちがスタートしました。

当たり前のことを当たり前にやること。

本当にそれに尽きるのですが、

今回は様々なことを確認してから、工事を迎えました。

業界としても、信用を取り戻していかなくてはいけません。

誰にでもわかるように、説明してほしいものです。。。

(S)

 

 

 


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